水煮肉片
shuǐ zhŭ ròu piàn
四川風豚肉の煮込み
「水煮」という名前から「水キムチ」などを連想して、白色のあっさりした料理だと思ったら大間違い。四川料理の中でもハードコアな激辛料理である。単なる
「肉」だと豚肉。煮込むものが牛肉だと「水煮牛肉」、魚だと「水煮魚」となる。
写真は「知音食堂」のもので、この下にモヤシがたくさん入っている。このモヤシはいちおう同じ煮汁で煮られているけれども、肉ほどは煮込まれていないため
そんなに辛くない。だから、肉とモヤシを交互に食べることで、刺激を和らげることができる。これは飽くまで肉の煮込み料理だから、煮汁は飲むものではない
し、唐辛子も食べるものではない(と私は思う)。そういう風に考えると、辛い液体を飲むことが前提となっている料理と比べると、辛さは強くても体への負担
は大きくないと言えるかもしれない。それでも見た目はチャンピオン・クラスである。
