毛式紅燒肉 / 毛氏红烧肉
máo shì hóng shāo ròu
湖南風豚肉の角煮
「毛」は毛沢東のこと。「
紅焼」は醤油
味で煮込むこと。
湖南料理。毛沢東が好きだったということから、この名前が付いた。毛沢東が好んだ料理を「毛家菜」と総称する。
写真は「東京中華街」のもので、他の店で出てきたものとはちょっと印象が異なるものだった。画像検索するとわかるが、豚肉がほんとうに日本の角煮のよう
に、ごろっとした感じで皿に盛られているケースが多い。しかし、この写真のように、鍋のなかで煮汁に浮かせる感じで供されることもないわけではなさそう
だ。残念ながらこの写真のときは肉の絶対量が少なすぎて、豚肉を食べた感じがしなかった。
「紅燒」は醤油味で煮込むことを指す。砂糖による甘みもあり、中国独特の香辛料が効いている点を除けば、日本の角煮と似ている。