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春餅 / 春饼

chūn bǐng
Spring pancake
中国式クレープ

chunbing


中国北部の小麦粉ベースの食べ物。小麦粉を水に溶かして円形にして油で焼いたもの。これにさまざまな料理を挟んで食べる。伝統的に立春に食べる習慣があ る。

池 袋西口の中国東北料理のお店では、この春餅と料理を組み合わせたセットを提供しているところがある。野菜や肉の炒め物をこれに包んで食べるわけだ。写真の ものはけっこう厚く、どっしりとしていて、ご飯の代わりとなる「主食」という感じがする。店によっては北京ダックを包むのに使われるやつのように薄い場合 もある。

こういうものを食べていると、日本における小麦粉料理のバリエーションの貧弱さのことを思う。日本には油っぽい炒め物をこういう 皮で包んで頬張るという文化がない。近いのは中華まんじゅうだけれども、あれは中身が最初から入っていて、密閉されている。この春餅の特徴は、自分で料理 を挟むということにあり、日本人の私としては1枚の皮にどれほどの量を包み、どのようにかじりつけばいいのかいつも迷うのだ。あと、手で持つと熱いし。

まあ実際のところ、中国東北料理に来ている中国人の客も多くがご飯を食べているから、気にせずにご飯を頼めばいい。炒飯とか何々載せご飯とかではなく、単 品の白い飯が味の濃い東北料理にはよく合う。

作り方・レシピ

要するに小麦粉を焼くわけだが、うまく作るにはいろいろとコツがありそうだ。しかしあんな薄いものを一枚一枚焼くのは大変そう。
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